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自律神経失調症は、はっきりとした原因が分からないことが多いです。ストレスやホルモンバランスの乱れなどが関係していると考えられていますが、薬ではなかなか改善が難しいのが現実。このような自律神経失調症にも効果が期待出来るのが鍼灸治療です。
自律神経失調症の症状は、多岐にわたっているのが特徴です。多い症状としては、めまいや動悸、頭痛などが挙げられるでしょう。肩凝りや胃腸障害、不眠、眼精疲労なども自律神経失調症の方に多く見られる症状です。複数の症状が同時に現れることも少なくなく、常に体調が悪いといった悩みを持つ方が目立ちます。食欲不振や頭痛、動悸などの症状で病院を受診すると、大抵は医師から検査を勧められます。自律神経失調症の方は、このような検査でも特に異常がなく、対処法を見つけにくいのが難点です。
人間の体は、交感神経と副交感神経がバランス良く働くことで機能をしています。自律神経失調症の方は、このような交感神経と副交感神経のバランスが崩れているため、さまざまな症状が現れてきます。
自律神経は、呼吸や血流、臓器の働きなどに影響を与えていますので、自律神経失調症になると、ご紹介したような多様な症状が出てくるというわけです。精神的な面への影響も大きく、憂鬱感やイライラ感などの症状が見られるケースも少なくありません。
病院でいろいろな検査を受けても、これと言って悪い所が見つからない場合は、自律神経失調症の可能性があるかもしれません。万が一、自律神経失調症が疑われるような時には、まずは自分の生活習慣を見直してみましょう。食事や睡眠はきちんととっているか、大きなストレスを抱えていないか、などをチェックして問題点を見つけることが先決です。自律神経を乱している要因をつかむことが、改善を試みるに当たっても大切になってきます。
自律神経失調症を予防、またはそれ以上悪化させないためには、ストレスをコントロールすることが必要です。何らかのストレスを感じていても、実のところ自分では気づいていない場合もあります。人間関係による精神的なストレスはもちろんですが、暑さや寒さといった身体的なストレスも意外に影響力が大きいと言えます。ストレスは、大体において自律神経に悪い影響を与えますので、出来る範囲で減らせるように努力をしてみましょう。
自律神経失調症には、特効薬というものがありません。ただ、何らかのアプローチをすることで、乱れた自律神経が改善していく可能性はあります。例えば鍼灸などは、心身のバランスや自律神経を整えたい時におすすめの治療です。
鍼灸治療などの外的刺激は、過緊張状態に陥った自律神経の働きを和らげることにより、自律神経失調症の治療をして行きます。さらに、皮膚刺激を通して脳にも良い影響を与えて、ホルモン分泌のバランスを整えることにもつながります。
自律神経失調症は、肩こりや眼精疲労、冷え性、不眠症、下痢、便秘、食欲不振などの不定愁訴を伴っている場合が多くみられます。これらも鍼灸治療では同時に治療していくことができます。すぐに効果を感じる方もいますが、週に1回程度の頻度で定期的に通院していただくことによって、数ヵ月程度経過する頃に効果が現れていることを実感される方もいます。より早く、より良好な回復を目指すために、日常生活の改善をお願いすることもあります。 愁訴のない、心地の良い暮らしが出来るよう心療内科だけでなく鍼灸治療を活用なさってください。